三井造株が反発、今期純利益29%上振れへ-資機材価格低下や費用減

造船・重機大手の三井造船株が3営 業日ぶりに反発。前年同期はクレーンの倒壊事故などの影響で業績は悪 化したが、今期(2010年3月期)は特殊要因がなくなり、コスト削減 も奏功、連結最終利益は従来予想から29%上振れる見通しになった。 修正後の数値は市場予想を上回り、業績期待から買いが優勢となった。

この日は一時前週末比6%高の229円まで上げ、1月26日以来、 約2週間ぶりの高値水準を回復。午後1時23分時点の出来高は773 万 株と、前週末までの過去1年間の平均564万株をすでに大きく上回る。

同社が前週末5日の取引終了後に示した10年3月期業績の見通し は、連結純利益が前期比69%増の180億円と従来予想の140億円から 40億円増額修正された。ブルームバーク・データに登録されたアナリ スト8人の平均予想値160億円も上回る。前期は、クレーンの転倒事故 や鋼材の入荷遅れによる工程への影響などで大幅減益だった。しかし、 資機材価格の低下やコスト削減により、今期は大幅増益を見込む。

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