中国株は「本物の強気市場」から程遠い-モルガン・スタンレー

中国では適格国内機関投資家(Q DII)制度に基づくファンドの資金動向が2009年10-12月(第 4四半期)に純流出となり、同国の株式市場は「本物の強気市場か らは程遠い」ようだ。米モルガン・スタンレーが8日付のリポート で指摘した。

モルガン・スタンレーのアナリスト、アレン・グイ、ジェリー・ ルー両氏はリポートで、「資金純流出の状態が長引いており、一 般投資家は全般に依然として弱気であることが示された。現状は本 物の強気市場からなお程遠い」と指摘した。

政府はQDII制度下のファンドの資金配分戦略を引き続き重 視しており、株式運用分の72%が香港市場、次いで9%が米国市 場に投資されている。リポートによれば、同制度の運用担当者らは エネルギーや消費関連銘柄への投資比重を「若干」引き上げ、産 業・金融株の保有比率を減らしたという。

QDII制度は中国本土の投資家が海外市場で取引できる唯一 の公式な手段。中国は2006年4月、同制度下での投資を国内の金 融機関に初めて許可した。

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