キリンHD株一段安で昨年11月来安値、サントリーとの統合交渉中止

キリンホールディングス株は午後の 取引を売り気配で開始し、売買成立後は一時前週末比6.9%安の1344 円と昨年11月27日以来、約2カ月半ぶりの安値水準に沈んだ。同社 は昼休み中、サントリーホールディングスとの経営統合交渉を終了し たと発表。統合新会社についての独立性や透明性について認識の相違 があったため、としている。

GCSAMの佐藤博・最高投資責任者は、「経営統合への期待感が 強かっただけに、今回の交渉打ち切りはショックで、株価が下落する 可能性がある」と指摘。キリンHDは、これまで国内企業からグロー バル企業に生まれ変わり、スケールメリットを生かした成長を描いて いたが、「交渉打ち切りでグローバル化の流れが遅れることになる」と 話している。

午前のキリンHD株終値は前週末比2.5%安の1407円だった。

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