英企業配当、金融中心に昨年1.4兆円減-キャピタ・レジストラーズ

英企業の配当は昨年、銀行業界を中 心に100億ポンド(約1兆4000億円)減少し、2010年も「ささやか な」回復が見込まれるにすぎない-。キャピタ・レジストラーズが配 当動向に関するリポートで指摘した。

リポートによれば、英企業が09年に支払った配当額は569億ポン ドと、前年比15%減少した。銀行は61億ポンド削減し、配当額が半 減した。

キャピタ・レジストラーズの配当担当責任者、ポール・テーラー 氏は電子メールで配布した発表資料で、「手持ち資金の温存が最優先課 題となり、投資家が投資利益を上げる必要よりも優先された」と指摘。 「各社は利益減少だけでなく、資金調達能力に対する巨大な圧力にも 対処する必要があった」と説明した。

リポートによれば、BPと英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シ ェルのメジャー(国際石油資本)2社のほか、欧州銀行最大手HSB Cホールディングス、携帯電話サービス会社ボーダフォン・グループ、 製薬大手グラクソ・スミスクラインの支払い分が、09年に公表された 配当合計額のほぼ半分を占めた。

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