「魅力的な」米国の太陽光・風力発電事業向け融資、銀行各行が再開か

フランスの銀行BNPパリバやオ ランダのラボバンクなど約30行が米国での「魅力的な」再生可能エネ ルギー事業への融資を再開する可能性がある。米政府が再生可能エネル ギー業界に800億ドル(約7兆1500億円)を投資していることが背景 にある。ドイツの州立銀行、ノルトドイチェ・ランデスバンク・ギロ ツェントラーレのプロジェクトマネジャーが見通しを示した。

同銀のマネジングディレクター、ブルーノ・ミジェーン氏(ニュー ヨーク在勤)によると、昨年32億ドルまで落ち込んだ負債による資金 調達は、銀行が米国での風力や太陽光エネルギー事業向け融資を拡大す ると予想されるため2010年には約60億ドルと、08年の水準に戻る可 能性がある。

ミジェーン氏はワシントンで開催された再生可能エネルギー関連会 議の出席者らに対し「大半の銀行は昨年上期(1-6月)に融資を停止 した」と指摘。「今年はいずれにしても利益を上げなければならないこ とに気付き、融資を再開しこの魅力的な分野に主に資金を配分するだろ う」との見方を示した。

オバマ米大統領は昨年、景気対策の一環として大気汚染度の低いエ ネルギー生産プロジェクトに融資する企業にインセンティブを提供し た。政府支援の一部は今年の年末に期限を迎えるため、プロジェクト開 発企業は、欧州や中国向け投資を継続するためには税金による追加的な 補助が必要とみている。

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