ヘッジファンドのブルーゴールド:年初来リターン、マイナス11%

15億ドル(約1300億円)を運用す るヘッジファンドのブルーゴールド・キャピタル・マネジメントの年 初来リターン(投資収益率)はマイナス11%となっている。同ファン ドの運用成績を知る関係者3人が明らかにした。

これら関係者が非公開情報を理由に匿名で語ったところでは、同 ファンドはエネルギーを中心に投資しており、昨年1年間のリターン は55%だった。ニューヨークの原油相場は今年8%下落している。

キャピタル・マネジメント・アドバイザーズのファンドマネジャ ー、ジェローム・バーセット氏(ジュネーブ在勤)は「統計的に見て 彼らの投資戦略やボラティリティからいって、ここ1カ月のリターン はマイナス10%程度と予想できる」と述べた。同氏はブルーゴールド には投資していない。

昨年78%上昇した原油相場は、在庫を減らすほど経済成長が進ん でいないとの見方から軟調。米エネルギー省によると、原油在庫は過 去5年間の平均水準を4%上回っている一方、ヒーティングオイル(暖 房油)とディーゼル燃料の在庫は16%上回っている。

ブルーゴールドのデニス・クレマ最高経営責任者(CEO)は5 日電話で、「通常通りに運営している」とし、ファンドのリターンにつ いてはコメントしなかった。

ブルーゴールドは2008年2月にクレマ氏(49)とピエール・アン ドュランド最高投資責任者(CIO)が創設。発足から昨年末までの リターンは380%だった。

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