テマセク:総額10億シンガポール・ドルの10年債発行へ

シンガポールの政府系投資会社テマ セク・ホールディングスは8日、総額10億シンガポール・ドル(約 628億円)の10年債(償還2020年)を発行すると発表した。調達 資金は事業資金に充てる。

電子メールで送付された発表資料によると、社債を発行するのは テマセクの子会社テマセク・ファイナンシャルで、テマセクの100億 米ドルの中期グローバル債発行計画の一環。同計画の発行枠は、「将来 の発行の可能性を考慮し」、3日に倍に増額された。

情報は未公表だとして事情に詳しい関係者2名が匿名を条件に語 ったところによると、同社債は指標となるスワップレートに40-45 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上乗せした水準で起債さ れる見込み。同関係者らによれば、発行条件は8日にも決定される見 通し。

テマセクは発表資料で「調達資金はテマセクとその投資持ち株会 社での通常の事業資金に充当する」と説明した。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスとスタン ダード・アンド・プアーズ(S&P)はテマセクの債務格付けをそれ ぞれ「Aaa」、「AAA」としている。

テマセクの09年12月7日付発表資料によると、同社が昨年11 月に起債した各3億シンガポール・ドル規模の20年債と30年債では 利回りはそれぞれ4%と4.2%だった。

事情に詳しい関係者によると、同社は今回の起債で豪銀大手オー ストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)とシンガポールのDB Sグループ・ホールディングス、英HSBCホールディングス、スタ ンダードチャータード銀行を起用した。

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