チョンコンのチュー氏:投資家は香港の不動産バブルに警戒を

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香港の不動産会社、チョンコン・ホ ールディングス(長江実業集団)のエグゼクティブディレクター、ジ ャスティン・チュー氏は、香港の不動産相場は上昇ペースが速過ぎた ため、買い手はバブルを警戒しなければならないとの見方を示した。

チュー氏は8日のブルームバーグとのインタビューで「上昇はや や異常だ」と指摘。「ある時点で調整があるはずだ」と語った。

昨年の香港住宅価格は29%上昇。低い住宅ローン金利や中国本土 の富裕層による買いが背景にあった。香港金融管理局(HKMA、中 央銀行に相当)の陳徳霖(ノーマン・チャン)総裁は先週、香港は資 産バブルが醸成する「大きな」潜在的リスクに直面していると指摘。 低金利や高い流動性が価格を押し上げているとの認識を示した。

資産家、李嘉誠氏が率いるチョンコンは先月、今年は高級住宅価 格が15%、新築の一般住宅価格が15-20%上昇する可能性があると予 想した。

チュー氏によると、香港の住宅価格は昨年6月から今年1月まで に約40%上昇したものの、投資家はこのペースが年内続くとみるべき ではないという。

香港の高級住宅の定義は、価格が少なくとも1000万香港ドル(約 1億1500万円)、または広さが1000平方フィート(92.9平方メート ル)超。不動産ブローカー、CBリチャード・エリス・グループが先 月12日示した見通しによると、今年は価格が20%上昇する可能性が ある。非高級住宅価格は15%値上がりの見込みという。

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