G7閉幕:金融危機コストの銀行負担、世界共通ルール導入で前進

6日閉幕した7カ国財務相・中央銀 行総裁会議(G7)は、将来の金融危機のコストを銀行により多く負 担させる措置の導入に向けて前進した。金融危機の後始末で納税者に 数兆ドルもの負担を背負わせたことが背景にある。

G7財務相らは、昨年始まったこの議論をカナダのイカルウィッ トで開催された今回の会合でも引き継ぎ、世界的に適用可能であるこ とを前提に銀行への課金を導入する方向で意見が収れんしつつあるこ とを示唆した。

フランスのラガルド財務相は6日の会合終了後、記者団に対し、 「国際銀行ルールの統合と課金導入の可能性に向けて各国による協調 した取り組みが存在する」と説明。「われわれ全員の意見は一致した。 制度の違いに乗じる裁定取引まがいの動きを回避するため、世界共通 の手段とすべきだろう」と語った。

G7議長を務めたカナダのフレアティ財務相も会合後記者団に対 し、金融の混乱の「コストを金融機関に確実に負担させるため協調し て取り組むことでわれわれは合意した」と述べた。

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