ゴールドマンのニールセン氏:ギリシャ問題の影響拡大「抑えられる」

ゴールドマン・サックス・グルー プの欧州担当チーフエコノミスト、エリック・ニールセン氏は、スペ インやポルトガルの財政状況がギリシャより強固である限り、ギリシ ャの財政問題がそうした国々の国債利回りを一段と上昇させる公算は 小さいと指摘した。

ニールセン氏は4日付の顧客向けリポートで、「ユーロ圏諸国の ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)には大きな格差があり、 ギリシャが抱えている種類のリスクに他国は直面していない」と指摘。 ゴールドマンとしての基本的シナリオは「ギリシャから南欧に広がっ た悪影響はある程度抑えられる」というものだと書いている。

その上で、「ギリシャから他の南欧諸国に広がった悪影響は一時的 なもので、何とかうまく抑えられるという見方が間違っていた場合」 は、欧州中央銀行(ECB)が緩和方向に政策を調整し、まずは出口 戦略を中止する可能性があると指摘した。

同氏は、ギリシャが「今後数カ月のうちに、非営利ベースの金融 支援の必要に迫られる公算が大きい」とみている。

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