12月米消費者信用残:17億ドル減、11カ月連続縮小

昨年12月の米国の消費者信用残 高は前月比で減少した。減少は11カ月連続。雇用の低迷や融資の 厳格化が消費者の借り入れを抑制している。

米連邦準備制度理事会(FRB)が5日発表した12月の消費 者信用残高は、前月比で17億ドル減少した。11月は218億ドル の減少に修正(速報値は175億ドルの減少)され、過去最大の減 少額を記録した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス ト予想中央値では100億ドルの減少が見込まれていた。

12月の消費者信用残高の内訳をみると、クレジットカードを 中心とした回転信用は前月比で85億ドルの減少。回転信用は15 カ月間連続でマイナスを記録、調査を始めた1968年以降で最長の 連続減となった。自動車・移動住宅・教育向け非回転信用は68億 ドル増加した。

ウェルズ・ファーゴ・アドバイザーズのシニアエコノミスト、 ゲーリー・サイヤー氏は、「消費者は債務を圧縮しており、リセッ ション(景気後退)前のように支出を賄うための借り入れはしてい ない。銀行も融資はしているが以前よりも慎重になっており、消費 者ローンの貸し倒れを追加計上しなくてはならない状況だ」と語っ た。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 楽山 麻理子 Mariko Rakuyama +1-212-617-4903 mrakuyama@bloomberg.net Editor: Shigeru Chiba,Tsuneo Yamahiro 記事に関する記者への問い合わせ先: Vincent Del Giudice in Washington +1-202-624-1882 or vdelgiudice@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

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