欧州株(5日):3日続落、週間では昨年3月以来の大幅安

欧州株式相場は3日続落。週間 ベースでは11カ月ぶりの大幅な下落となった。ギリシャやポルトガ ル、スペインによる財政赤字で欧州の景気回復は打撃を受けるとの 懸念が強まった。

インターバンク・ブローカー最大手の英ICAPは14カ月ぶり の大幅安。同社による利益見通しの下方修正が嫌気された。英・豪 系鉱山大手のBHPビリトンとリオ・ティントは売りを浴び、他の 商品関連株も下げた。金属価格の値下がりが背景。

ダウ欧州600指数は前日比2.2%安の237.46で引けた。週間ベー スでは3.9%下落。週間での下げは4週連続。

カムジェスション(パリ)のファンドマネジャー、ブルーノ・ デュクロ氏は「スペインやポルトガルなどに関する不安がなお根強 く、相場への重しになっている」と指摘。「これは経済の根本的な 問題であり、24時間で解決されるものではない」と述べた。

5日の西欧市場では、ギリシャのASE指数が3.7%安と18カ 国の主要株価指数の下落率トップ。ダウ・ユーロ50種指数は前日比

2.8%安、ダウ・欧州50種指数は2.1%値下がり。

ICAPが安い

ICAPは08年9月以来で最大の19%安。他の金融株にも売り が出され、金融株指数はダウ欧州600指数のセクター別19業種中の 下落率トップ。

BHPビリトンは1.6%安、リオ・ティントは1.9%値下がり。 ロンドンの銅相場は3日続落し、週間ベースでも4週連続で下げた。

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