トヨタの社債保証がコスト上昇、S&P見直し-CDS取引

5日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、トヨタ自動車に対する保証コスト、日本 ソブリン、iTraxxJapanのほか、個別銘柄での上昇が目立 った。

複数のトレーダーによると、トヨタの円建てCDSは102ベーシ スポイント(bp=0.01%)で取引が成立し、CMAデータビジョン提 供の4日のニューヨーク終値に比べて7.4bp上昇した。また、ドル建 てでは100bpで取引が確認されている。

米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5 日夕、トヨタの格付け(AA)を引き下げ方向で見直すと発表した。「最 近の一連の品質問題の展開が流動的で、トヨタの事業に与えるマイナ ス影響が拡大するリスクがある」(S&P)との見方を反映していると いう。

日産自動車は8.7bp上昇して145bpで取引された。東京電力、 関西電力がそれぞれ、13.2bp、11.5bp上昇して、45b、40bpで取 引された。プロミスも42.7bpと大幅に上昇して680bpで取引が成立 した。 ドル建て日本ソブリンは7.4bp上昇して91bpで取引されて いる。

このほか、上昇した銘柄は、近畿日本鉄道が+5.0bpで100bp、 JFEスチールは+11bpで74bp、神戸製鋼所は+2.3bpで138bp。 NTTドコモは5.5bp上昇して30bpで取引された。一方、NTTは

5.7bp低下して30bpで取引が確認されている。ヤマハ発動機は 100bpで横ばいだった。

スイッチによる取引は、トヨタの3年物(55bp)と5年物(105bp) が50bp、KDDIの3年物(22bp)と5年物(40bp)は18bp、伊 藤忠の3年物(110bp)と5年物(160bp)は50bpで確認されてい る。

日本の投資適格級発行体で構成するマークイットiTraxx日 本指数は153bp、153.5bp、154bp、155bp、156bp、157bpで複 数回取引が確認された。CMAデータビジョンによると、4日のニュ ーヨークでの終値は145.3bpだった。

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