スズキ:今期純利益予想を6.7%上方修正-販売増など

独フォルクス・ワーゲン(VW)と 資本業務提携関係にあるスズキは今期(2010年3月期)の連結純利益 予想を6.7%上方修正した。四輪車の販売計画を積み増したことや為 替レートを対ユーロで円安に見直したことなどが主因。

5日に東京証券取引所で開示した決算短信によると、スズキの今 期の純利益予想は160億円(従来は150億円)に増える。前期(09年 3月期)との比較では42%の減益となる。ブルームバーグ・ニュース が集計したアナリスト15人の予想中央値は290億円だった。

スズキは同日公表した参考資料で、今期の四輪車販売計画を225 万9000台から232万1000台に上方修正。為替レートを対ユーロで124 円から129円に見直した。対ドルのレートは93円のまま据え置いた。

また二輪車の販売台数288万1000台も293万3000台に積み増し た。販売計画の見直しなど売り上げ・構成の変化で従来予想に対し営 業利益段階で160億円の増益要因、為替レートの見直しで90億円の押 し上げ効果がそれぞれあるとしている。また研究開発費を50億円減額 したことも予想の上方修正に寄与する。

スズキが同時に発表した09年4-12月期の連結純利益は前年同 期比28%減の155億円だった。同期の減益は2年連続になる。

4-12月期の四輪車販売は同0.1%増の169万7000台で、このう ち日本が同8.5%減の43万3000台、海外が同3.4%増の126万4000 台だった。期中の為替レートは対ドルが94円(前年同期102円)、対 ユーロが133円(同150円)だった。

またスズキは同日、インドでの四輪車生産台数が今期に初めて 100万台を達成する見込みを明らかにした。

--取材協力:萩原ゆき    Editors:Keiichi Yamamura, Hideki Asai

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