豪ドル売り加速か、対円で一目均衡の「雲」下回る-テクニカル分析

上田ハーロー外貨保証金事業部の山 内俊哉マネージャーは、一目均衡表を使ったテクニカル分析を基に、 オーストラリア・ドルの対円相場に下値余地が広がっていると指摘。 1豪ドル=74円ちょうど近辺までの下落もあり得るとみている。

豪ドルは前日の海外市場で一時76円23銭と、昨年7月22日以来 の安値を更新。一目均衡表(日足)では、2本の先行スパンで形成さ れる「雲」を下回る水準で、下値を伸ばす格好となっている。

山内氏は、一目均衡表で先行スパンが上下逆転する雲の「ねじれ」 が生じている点を挙げ、相場の転換が示されたと指摘。200日移動平 均線も下抜けていることから、豪ドルの下落に「加速がつきやすい感 じになっている」と説明している。

オーストラリア準備銀行(RBA)は2日の金融政策決定会合で、 市場の利上げ予想に反して政策金利を3.75%に据え置いた。また、4 日に発表された昨年12月の豪小売売上高も予想外に前月比でマイナ スに落ち込むなどの悪材料が目立っている。

山内氏は、豪ドルは9月から11月にかけて下落が止められていた 76円台が「次のサポートになる」と予想。同水準を下抜けると、2008 年7月に付けた高値104円50銭から同年10月に付けた安値55円13 銭までの下落幅の38.2%戻しに当たる73円99銭付近が視野に入ると している。

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