アジア太平洋地域の債券保証コスト、大幅上昇-CDS取引

5日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場で、アジア太平洋地域の社債・国債保証コ ストは大幅に上昇している。先週の米新規失業保険申請件数が市場 予想に反して増加したことや、欧州のソブリン債リスクが世界経済 の回復を抑制する可能性が懸念された。

ウエストパック銀行によると、オーストラリアの投資適格級発 行体に連動するマークイットiTraxx豪州指数のスプレッドは、 シドニー時間午前9時14分(日本時間同7時14分)現在、11ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し107bp。CMAデ ータビジョンによれば、これは昨年8月17日以来の大幅上昇で、同 年10月9日以来の高水準。

ウエストパック銀のクレジットトレーダー、エバン・マクスウ ィーニー氏は、「市場は動揺している」とし、欧州のソブリン債に対 する懸念が他市場の下落を引き起こしたとの見方を示した。

ドイツ銀行のデータによれば、50の投資適格級発行体で構成す るマークイットiTraxxアジア(日本除く)指数のスプレッド は、 シンガポール時間午前8時21分(日本時間9時21分)現在、 11bp上昇し128bp。CMAによると、昨年8月17日以来の急上 昇で、同年9月9日以来の高水準となった。

同じくドイツ銀行によると、日本の投資適格級発行体で構成す るマークイットiTraxx日本指数のスプレッドは、日本時間午 前9時21分現在、7bp上昇の153bp。CMAによれば、昨年11 月27日以来の大幅な上昇率で、同年11月30日以来の高い水準とな っている。

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