中国:EUをWTOに提訴-革靴に対する反ダンピング課税措置で

中国商務省は、欧州連合(EU) を世界貿易機関(WTO)に提訴した。EUが中国製の革靴に課して いる反ダンピング(不当廉売)措置について、中国側は同国の輸出企 業に不当な損害を与えていると主張している。

商務省の姚堅報道官はウェブサイトに4日掲載した声明で、EU との話し合いが不調に終わったことを受け、WTOに紛争処理を要請 したことを明らかにした。EUは昨年12月、安価な輸入製品からE U圏の製造業を保護するため、中国とベトナムから輸入される革靴に 対し最大税率16.5%の反ダンピング課税を1年3カ月間延長するこ とを決定した。

中国の在ジュネーブWTO代表部は電子メールで送付した文書 で、「EUの反ダンピング調査がWTO規定の履行義務にあらゆる点 で違反しており、結果として中国企業の合法的な権利と利益を損ねた と確信している」と説明した。

EUの行政執行機関、欧州委員会のジョン・クランシー報道官は 4日、ブリュッセルで記者団に対し、欧州委は中国側の主張に「留意 する」と述べる一方、反ダンピング課税は不公平な貿易に対応するた めで保護主義の促進が目的ではないとし、「適切な措置」であるとの 認識を示した。

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