もしもし株9カ月ぶり上昇率、大型スポット受注好調-増額修正期待

テレマーケティング大手のもしもし ホットライン株が一時、前日比6.4%高の1690円と急反発。2009年4 月28日(8.2%高)以来、約9カ月ぶりの日中上昇率を記録した。足 元で大型スポット業務の受注が相次いでいることが明らかになり、今 後の収益回復などが期待された。

会社側が4日の取引終了後に公表した9カ月累計(2009年4-12 月)決算短信によると、大型スポット業務の想定を超えた拡大により、 業績は好調に推移している。同社広報IR室長の和田謙司氏は、「顧客 先との関係もあり、詳細を話すことはできないが、官公庁向けのプロ ジェクトを受注した」と言う。

9カ月累計の連結営業利益は前年同期比14%減の54億円。企業 の投資抑制や個人消費の低迷の影響を受けたが、通期計画(69億円) に対する進ちょく率は78.7%と、前年同期の76%を上回った。

コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは、「企業の業況が上向き、 コールセンターの需要が良くなっているようだ。もしもしホの場合、 もともと株価指標面で割安な上、業績上振れも確実視される状況にな ったため、見直し買いが入った」との見方を示した。

同証では、もしもしホの来期1株利益(EPS)予想を133円と 試算。株価収益率(PER)12倍の同社株の現状について、川崎氏は 「情報サービスセクターの来期PERの平均は20倍で、業界平均より かなり割安だ」と指摘している。

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