「ボルカー・ルール」反対、リスク管理可能-ゴールドマン持ち株会社

米ゴールドマン・サックス・グル ープの銀行持ち株会社会長、E・ジェラルド・コリガン氏は「最善 の業界慣行」が促進され、いかなるリスク管理も可能だとして、ヘ ッジファンドやプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資フ ァンドの経営・出資を銀行に認めるべきだと強調した。

4日の米上院銀行委員会の公聴会で述べたもので、元米連邦準 備制度理事会(FRB)議長のポール・ボルカー氏が唱えたいわゆ る「ボルカー・ルール」に反対姿勢を打ち出した。元ニューヨーク 連銀総裁のコリガン氏にとってかつての上司に当たるボルカー氏は、 銀行や金融持ち株会社にヘッジファンドやPE投資ファンドの経営 および投資を禁じるべきだと主張し、同ルールの適用をオバマ米大 統領が訴えている。

コリガン氏(68)は「直接禁止しなくとも、ファンド経営や投 資に関連する金融リスクを効果的に管理し抑制することは可能だ。 適切な危機予防策があれば、銀行持ち株会社はヘッジファンドやP Eファンドに出資することで、最善の業界慣行を一段と促進するこ とができる」と説明した。

同氏は1994年にゴールドマン入りする以前、25年近く米連邦 準備制度に携わり、ニューヨーク連銀のほか、ミネアポリス連銀の 総裁も務めた。79年には当時FRB議長だったボルカー氏の特別 補佐役に就いており、この日の公聴会でもボルカー・ルールに反対 するのは「私にとって、簡単なことではない」として、「ポール・ ボルカー氏は最も尊敬する人物だ」と語った。

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