ヤマダ電株反発、薄型TV販売好調で増益確保-野村格上げ

家電量販店大手のヤマダ電機株が一 時前日比3.6%高の6340円と反発し、約3週間ぶりの高値水準を回復。 薄型テレビや冷蔵庫などの販売好調で、2009年4-12月期は増収増益 を確保した。店舗効率化や経費削減などで収益力が改善しているとし、 野村証券が投資判断を引き上げたことも支援材料になった。

同社が4日の取引時間終了後に開示した09年4-12月期決算に よると、本業のもうけを示す連結営業利益は前年同期比16%増の549 億円。政府が家電買い替え策として導入したエコポイント対象となる 薄型テレビや冷蔵庫の販売が好調だった。

10年3月期の連結業績予想は据え置き、営業利益は前期比39%増 の687億円を計画。ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト 17人の予想平均値は678億円だ。ただ今回の決算発表を踏まえ、野村 証ではこれまでの685億円から709億円に予想値を見直しており、業 績上振れ期待が高まってきた。

同証は4日付で、ヤマダ電株の投資判断を「2(中立)」から「1 (買い)」に、目標株価を6100円から7500円に上げた。池内一アナリ ストは4日付の投資家向けメモで、「会社側の店舗効率や経費削減、キ ャッシュフロー改善の3つの経営改革が進んでいる」と指摘する。

さらに池内氏は、エコポイントによる売り上げ増加という要因だけ でなく、「経営改革による体質強化により、収益力の改善が具現化して きた」と評価、経営改革効果は11年3月期以降も継続し、最高益の更 新が続くと予想している。

--取材協力:林 純子 Editor:Shintaro Inkyo、Makiko Asai

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