NY原油時間外:一時73ドル割れ-ドル高と米景気回復の鈍化を懸念

ニューヨークの原油先物相場は5 日の時間外取引で3日続落。一時、1バレル=73ドルを割り込んだ。米 失業保険申請件数が予想以上に増加したことで、米景気回復の鈍化懸念 が広がった。ドル高で商品に対する需要が減った。

前日の原油先物相場は半年ぶりの大幅下落となった。ドルは対ユー ロで昨年5月以来の高値に上昇した。先週の米新規失業保険申請件数が 増加したことを受け、米株式相場は下落。

ナショナル・オーストラリア銀行の鉱物・エネルギー担当エコノミ スト、ベン・ウェストモア氏(メルボルン在勤)は「失業保険の申請件 数が予想以上に増えたことが、米国の原油需要見通しに水を差した。ギ リシャのほかに、同様の問題を抱えているスペインやポルトガルにも格 下げ懸念が強まった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は一時、 33セント(0.5%)安の72.81ドルを付けた。シンガポール時間午前 10時39分(日本時間同11時39分)現在、73.03ドルで推移してい る。前日の通常取引は3.84ドル(5%)安の73.14ドルで引けた。下 げ幅は昨年7月29日以降で最大。

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