カナダ・ドル:対円で1年ぶり大幅安、原油・株安に反応-国債上昇

4日の外国為替市場でカナダ・ ドルは対円で約1年ぶりの大幅安となった。米失業保険申請件数 が市場予想に反して増加したことや欧州の財政赤字問題から、商 品や株式が下げたことに反応した。

対ドルでは昨年11月以来の安値に下げた。世界の景気回復が 失速しているとの懸念が、成長と関連性の高い通貨への需要を抑 制した。

ナショナル・バンク・オブ・カナダの外為担当マネジングデ ィレクター、ジャック・スピッツ氏は「資源通貨は現時点でたた かれている状態だ」とし、「米ドル高、円高で、リスクを取る動き は後退している」と語った。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時2分(日本時間5日午 前6時2分)現在、対円で前日比3.2%安の1カナダ・ドル=82 円91銭。一時は3.8%安と、日中ベースでは昨年2月10日以来 の大幅下落となる場面もあった。前日は85円62銭。対米ドルで は前日比0.9%安の1米ドル=1.0726カナダ・ドル(1カナダ・ド ル=0.9323米ドル)。一時、昨年11月9日以来の安値となる

1.0753カナダ・ドルを付けた。前日は1.0626カナダ・ドル。

カナダ国債相場は上昇。2年物国債(表面利率1.5%、2012 年3月償還)利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下して1.27%、価格は11セント高の100.46カナダ・ ドルだった。一時6bp低下と、日中ベースでは1月20日以来、 最大の低下となった。

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