トリシェECB総裁:ギリシャが財政赤字削減できると確信

欧州中央銀行(ECB)のトリ シェ総裁は4日、ギリシャが財政赤字をコントロールすることができ ると確信していると表明した。また、現行金利は適正だとして利上げ が差し迫ってはいないことを示唆した。

同総裁は政策決定後にフランクフルトで記者会見し、「われわ れはギリシャ政府が目標を達成するためのあらゆる決断を下すと予 想し、確信している」と語った。

ギリシャをめぐるトリシェ総裁の発言は、1月14日の政策決定 後会見に比べ厳しさが薄れた。先月にはギリシャが欧州連合(EU) からの「特別扱い」を期待することはできないとくぎを刺していた。 ギリシャはそれ以降に財政赤字削減の取り組みを強化した。

トリシェ総裁は、公務員の賃金凍結や年金システム改革など今週 ギリシャ政府が発表した措置について、「正しい方向への一歩だ」と評 価した。

また、国際通貨基金(IMF)の予想を挙げながら、ユーロ圏を 総合した今年の財政赤字は域内総生産(GDP)の「8%前後」と、 日本や米国よりも低い比率だと強調した。

ECBはこの日、短期金利の調節手段である短期買いオペ(売り 戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最低応札金利を1%で据え置い た。

トリシェ総裁はまた、金融危機で導入した緊急措置の解除をさら に進める時期の決定を、最新の景気・インフレ予測が出そろう3月ま で待つ考えをあらためて示した。「銀行システムへの高水準の与信支援 を続ける一方で、金融市場で続いている環境改善に配慮していく」と 説明した。

ECBは今年10-12月期まで利上げを実施しないと予想されて いる。ECBは市中銀行への長めの融資など一部の危機対策は後退さ せ始めているが、オペを変動金利での入札とはせず、政策金利での無 制限の資金供給を続けている。

-Editors: John Fraher

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita +31-20-589-8544 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Shigeru Chiba 記事に関する記者への問い合わせ先: Jana Randow in Frankfurt at +49-69-92041-206 or jrandow@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: John Fraher at +44-20-7673-2058 or jfraher@bloomberg.net

EURR002W <Index> CN NI JFALL NI JPALL NI JNEWS NI JHEAD NI JFFIN NI JFCO NI JBN NI JMKT NI ECB NI INF NI VOICES NI ECB NI ECO NI FX NI FIN NI INF NI RP NI MMK NI BRST NI GRE NI BON NI GBON NI BUD NI GOV NI JFGOV

人名録: JEAN-CLAUDE TRICHET<HE;LP>

##

##

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE