トヨタ混乱、情報入らず非常に困った-リコール問題で住友電工社長

自動車用ワイヤーハーネスなどを手 掛ける住友電気工業の松本正義社長は、京都市内で開かれた「関西財界 セミナー」会場で、トヨタ自動車のリコール問題が同社を含む取引先の 部品メーカーに及ぼしている影響や、今後の生産見通しなどについてブ ルームバーグ・ニュースの質問に答え、次のように語った。

リコール問題の余波について:

「非常に困った問題だ。8日に生産を再開すると言われているが、 現時点ではこちらには情報がなく、対応を取ろうとしても取れない。問 い合わせをしても情報が入らず、非常に混乱している印象だ。長年取引 をしてきたが、ここまでの事態は初めてだ」

今後の生産見通しについて:

「問題が表面化して以降、米国ではGMやフォードなどライバルの 販売台数が2けた増のなか、トヨタだけが2けた減となっており、問題 は深刻」。先のことは見通しにくいが、自社の業績にも「マイナスの影 響が出るのは避けられないだろう」

「失った信頼性を取り戻すのには時間がかかるだろうが、しかし、 そこはトヨタだけに販売や宣伝にぐっと力を入れて、回復に向けて動い ていくのだろう。今のようなレベルの販売低迷が来期以降もずっと続く とは想定していない」

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