NY原油時間外:続落、先週の在庫大幅増を嫌気-77ドル下回る推移

ニューヨークの原油先物相場は4 日の時間外取引で続落。米エネルギー省が前日発表した先週の原油在 庫は、製油所の稼働率低下や輸入増を背景に予想以上に増加。これが 悪材料となり、原油相場は1バレル=77ドルを下回って推移してい る。

在庫統計によると、先週の製油所稼働率は77.7%と、メキシコ 湾を襲ったハリケーンの影響が出た2期を除き、少なくとも1989年 以降で最低となった。原油在庫は232万バレル増の3億2900万バレ ルとなり、ブルームバーグ・ニュースの調査中央値の40万バレル増 加を大幅に上回る伸びとなった。

ハドソン・キャピタル・エナジーのオプショントレーダー、クラ レンス・チュー氏(シンガポール在勤)は「稼働率77%は本当に低 い。需要がまだ弱くなっている。相場は分岐点に来ている。地合いは 極めて悪いが、上昇トレンドは維持している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は一時、 42セント(0.6%)安の76.56ドルを付けた。シンガポール時間午 後2時52分(日本時間同3時52分)現在、76.62ドルで推移して いる。前日の通常取引は25セント安の76.98ドルで引けた。2009 年は78%上昇したが、今年に入って3%下落している。

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