東応化株が半年ぶり上昇率、半導体向けフォトレジスト回復-業績期待

半導体向けなどのフォトレジスト首 位、東京応化工業の株価が一時前日比9%高の1715円と急伸。半導体向 けフォトレジストの販売増加や構造改革効果から、2009年10-12月期 連結営業損益が5四半期ぶりの黒字に浮上した。足元の急速な収益改善 ぶりから、通期の会社計画に対する上振れ期待が高まっている。

上昇率は昨年8月6日(13%)以来半年ぶりの大きさ。午前終値は

8.6%高の1708円。

同社が3日に発表した10-12月期の連結営業損益は5億1700万円 の黒字(前年同期は10億4100万円の赤字)となった。全体の売上高は 前年同期に比べて5.3%減の187億1400万円となったが、付加価値の高 い半導体向けが大きく伸びたことが貢献。販売費・一般管理費が前年同 期に比べて約21億円減少したことも利益を押し上げた。四半期ベース での黒字達成は08年7-9月期以来となる。

一方、第3四半期累計での営業損益は2億7700万円の赤字となっ た。会社側では通期計画(6億円の赤字)を据え置いたことから、実績 を差し引いた1-3月期は3億2300万円の赤字を見込んでいることに なる。同社広報部長の赤間広氏は個人的見解と前置きした上で、「リス ク要因はあるにせよ、従来見込んでいた通期計画ほどの赤字にはなら ない可能性がある」としていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE