英中銀、資産買い取りプログラムを休止か-きょう金融政策委

過去最長のリセッション(景気後 退)に陥った英経済を回復に導いたイングランド銀行(英中央銀行) のキング総裁は、ブラウン首相にバトンを渡す考えなのかもしれな い。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト51人を対象にまとめ た予想中央値によると、イングランド銀は4日の金融政策委員会(M PC)で、量的緩和策である資産買い取りプログラムの休止を決定 する可能性がある。同中銀は先週、2000億ポンド(約29兆円)規 模の同プログラムに基づく国債購入を完了している。

MPCにとって、5月実施の可能性が高いとみられる総選挙の 前に四半期経済見通しを基に資産買い取りプログラムに関する決定 を下せるのは今回が最後。昨年3月の同プログラム導入以降、買い 取り規模の拡大決定はこれまで毎回、経済見通しの発表と同じ月に 行われている。

イングランド銀の元当局者で、現在は大和キャピタル・マーケ ッツヨーロッパのエコノミストを務めるコリン・エリス氏は「イン グランド銀が何か大きいことをする最後のチャンスだ」と指摘。「ブ ラウン首相は今後数カ月間、追加的な金融刺激策を期待できないと 思う。金融政策は休眠状態にある」と述べた。

MPCはまた、政策金利のレポ金利を過去最低の0.5%に据え 置く見込み。ブルームバーグがエコノミスト61人を対象にまとめた 調査では全員が据え置きを予想した。決定はロンドン時間正午(日 本時間午後9時)に発表される。

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