ECB:金利据え置き、緊急措置の追加解除見送りか-4日の政策委

欧州中央銀行(ECB)は4日の定 例政策委員会で、過去最低水準にある政策金利を据え置き、緊急融資 措置の追加解除は見送るとみられる。ギリシャの財政赤字抑制がうま くいかない恐れがあるとの懸念が現在の最大の関心事となっているた めだ。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト55人を対象にまとめた 調査では、全員がECBは政策金利を1%で据え置くと予想した。ト リシェECB総裁は3月に公表する最新の景気・インフレ見通しを待 って、緊急措置解除を促進する時期を決める考えを示唆している。

失業率の上昇に加え、ギリシャの財政赤字問題がユーロ圏内に広 がるとの懸念が、健全成長への回帰を目指すECBの取り組みを複雑 にしている。

シティグループのユーロ圏担当チーフエコノミスト、ユルゲン・ ミヒェルス氏(ロンドン在勤)は、ギリシャ問題が他国に波及するリ スクを指摘。「追加措置が取られなければ、他のユーロ圏諸国もギリシ ャと同様の問題に直面する可能性がある。それがECBにとっての懸 念材料だ」と述べた。

ECBはフランクフルト時間午後1時45分(日本時間同9時45 分)に金融政策に関する発表を行い、トリシェ総裁は午後2時半に会 見する。

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