トヨタ株10カ月ぶり安値水準、ブランド象徴に内外で苦情

トヨタ自動車株が一時前日比4.7% 安の3240円と大幅続落、昨年4月1日以来の安値水準を付けた。トヨ タのハイブリッド車、新型「プリウス」のブレーキが利きにくいとい う苦情が日本と北米で計85件あったことが新たに判明し、先行き不透 明感が広がっている。

アドバンストリサーチジャパンの遠藤功治マネージングディレク ターは、プリウスへの苦情について「この問題がフロアマットやアク セルペダルと違うのは、部品がメイドインジャパンということ」と指 摘。リコール(無料の回収・修理)となれば、「トヨタの象徴ブランド だけにイメージの大打撃は避けられない」と警戒感を示した。

トヨタ車需要の先行きを不安視する格好で、東証1部の下落率上 位にはトヨタ紡織、フタバ産業、関東自動車工業、デンソーなど関連 企業群が並んでいる。

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