OKI株が2カ月半ぶりの急落、売上低迷で今期業績に先行き不透明感

情報通信システムを手がけるOKI の株価が一時前日比8.5%安の75円と急落。昨年11月16日(9.9%) 以来2カ月半ぶりの下落率となった。景気が改善傾向を示す中で、第 3四半期(2009年10-12月)の連結売上高が前年同期比8.6%減と 落ち込み、売上低迷による業績先行き不透明感が改めて意識された。

3日に発表された10-12月期決算によると、連結売上高は999億円 と前年同期に比べて95億円減少した。製造業向けを中心に投資抑制の影 響を受けて情報通信システム事業で62億円(9.7%減)減少したほか、 子会社の部品関連事業も低調だった。一方、調達コスト低減効果などか ら営業利益は28億円と前年同期から9億円増加した。

三菱UFJ証券の嶋田幸彦アナリストは4日付リポートで、「10- 12月期は前年同期比で営業増益を確保したとはいえ、物量減や価格低 下、円高を背景に減収となった点は、今後同社の競争力を見るうえで 留意する必要があろう」と指摘。同社の競争力および業績下振れリスク について、「より保守的に見極める必要がある」との見方を示し、投資 判断の「中立」を継続した。

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