米ヘッジェナジー:09年のリターン37%、共同創業者の死乗り越え

【記者:Joe Carroll】

2月3日(ブルームバーグ)B・J・ウィリンガム氏が運用する ヘッジェナジー・ファンドは昨年、金融市場の崩壊、共同創業者リー・ モンクリーフ氏の死を乗り越え過去最高のリターン(投資収益率)を達 成した。

ヘッジェナジーは天然ガスや石油の生産会社の株式に投資すること で、2009年にリターン37%を達成した。ウィリンガム氏は産業の燃料 需要が回復することから今年もこれらの株式の続伸を予想していると述 べた。同氏は1980年代に世界の原油価格急落予想を的中させた。

ウィリンガム氏はヒューストンでのインタビューで、「08年後半 から09年初めにかけて工業製品の在庫の大幅削減があった。これを埋 めるために工業生産とエネルギー需要が反射的に増加していることは周 知の事実だ」とし、「これは、われわれにとって、コストが最も低く最 良の経営陣を抱えている天然ガス生産会社は買いということを示してい る」と語った。

ウィリンガム氏のファンドの運用資産は08年半ばの1億5000万 ドル(約136億円)から09年初めには1000万ドルと、93%急減した。 共同創業者のモンクリーフ氏が08年7月にがんで死亡して以降、顧客 による資金の引き揚げが相次いだためだ。これに同年9月のリーマンシ ョックを引き金にした金融市場の崩壊が追い打ちをかけた。

ファンドの資産は過去10カ月間で倍増し2000万ドルまで回復し た。投資家の一部が戻ってきたほか、ウィリンガム氏のエネルギー株買 いの賭けが当たったためだ。

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