トヨタ:プリウス苦情が85件-生産段階ではすでに対応策

トヨタ自動車は4日、ハイブリッド 車「プリウス」の新型車のブレーキが利きにくいという苦情を、日本 国内で77件、北米で8件、これまでに受けたことを明らかにした。ま た、こうした苦情を受けて、トヨタは現在生産している車については すでに対応策を取っていることが分かった。

直嶋正行経済産業相は3日、トヨタの佐々木真一副社長と会談後、 記者団に対し、新型プリウスの苦情問題について「工場で造っている 車については、対策は終わった」とし、「ブレーキの中に小さなコンピ ューターが入っていて、それを調整して改善をしている」との報告を 受けたことを明らかにした。この発言は、NHKが4日のウェブサイ ト上に映像付きで報じた。

トヨタの広報担当、横井孝典氏は4日、佐々木副社長が3日、直 嶋経産相と前原誠司国土交通相にそれぞれ面会し、海外で発生したリ コール問題の経緯などを報告したことを明らかにした。また横井氏は プリウスのブレーキに関する苦情を日米で計85件確認していると述 べたが、その対応策については、前日の佐々木副社長による大臣への 説明も含めて「事実関係を確認中」としている。

新型プリウスの苦情問題をめぐっては、国交省は3日、昨年8月 に情報を得て、トヨタに調査を指示し、現在は報告を待っているとし ていた。国交省が受けた苦情は現在14件あり、うち1件で軽傷事故が 発生、同省では現在、苦情の原因を調査しているという。

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