ギリシャ最大労組:大規模ストを24日実施へ-財政赤字削減策に抗議

ギリシャでは国内最大の労働組 合が今月2回目となる大規模なストライキ実施を承認し、税務署員 は48時間ストに突入した。パパンドレウ首相率いる全ギリシャ社会 主義運動(PASOK)は議会で過半数を占めているが、欧州連合 (EU)最大の財政赤字を削減する計画の実行が危ぶまれている。

民間労働者約200万人を代表するギリシャ労働総同盟(GSE E)はこの日アテネでの集会で採決を行い、2月24日のスト実施を 承認した。公務員の主要労組も今月10日にストに突入する。政府が 救済策が不要であることを投資家に示すため、予算削減措置を強化 するなかで、労働者からの支出削減に対する抗議が強まっている。

ギリシャ政府は、財政赤字削減のための追加措置を発表し、3 日に欧州委員会から赤字縮小計画に関する承認を得た。パパンドレ ウ首相は、燃料税の増税や定年年齢の引き上げを表明。インフレ率 を上回るペースでの賃上げという昨年10月の総選挙時の公約を取り 下げた。

BNPパリバの金利アナリスト、イオアニス・ソコス氏(ロン ドン在勤)は「行動計画の第一部は進行中でEUの承認も獲得した」 とした上で、「ギリシャ政府が国民の理解を得なくてはならない第 二部が残っており、これは第一部と同じくらい厳しい」と述べた。

パパンドレウ首相は今週に二度にわたり、「痛みを伴う」措置 を受け入れるよう国民に呼び掛け、ストを容認できる余地はないと 訴えた。

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