米シスコ11-1月期:予想上回る利益-企業が設備投資再開

ネットワーク機器最大手、米シスコ システムズは、2009年11月-10年1月(第2四半期)決算でアナリ スト予想を上回る利益を計上した。顧客企業が景気低迷時に先送りし た設備投資を再開したのが追い風となった。同社はまた、売り上げの 伸びが加速するとの見通しを示した。

シスコの3日の発表文によると、株式報酬コストなど一部費用を 除いた11-1月期の1株利益は40セントに増加し、ブルームバーグ がまとめたアナリスト予想平均(35セント)を上回った。売上高も1 年ぶりの増加となった。

ジョン・チェンバース最高経営責任者(CEO)は、シスコの事 業は大半の分野で「劇的に改善」したと説明。景気回復の新たな局面 の到来を印象づけた。顧客企業は動画やメッセージなど自社通信網の データ処理能力を高めるため支出を拡大。シスコの売上高の約35%を 占める電話サービス会社も、09年末に設備投資を増強した。

エドワード・ジョーズのアナリスト、ビル・クレハー氏は「シス コは、景気低迷期から力強く回復することができそうだ」と指摘。「大 半の事業分野で強さを見せた。これは前向きに評価できる。同社は低 迷期に優良な資産を買収したため、優位に立てる」と語った。

シスコによると、10年2-4月(第3四半期)の売上高は前年同 期比23-26%増の見通し。見込み通りなら少なくとも100億ドルとな り、アナリスト予想平均(94億9000万ドル)を上回る。

11-1月期の純利益は23%増の18億5000万ドル(1株当たり32 セント)。前年同期は15億ドル(同26セント)。売上高は前年同期比 8%増の98億2000万ドルと、アナリスト予想(94億1000万ドル) を上回った。

同社の3日株価終値は前日比5セント高の23.07ドル。昨年1年 間の騰落率はプラス47%。決算発表後の時間外取引では一時23.88ド ルと、終値に比べ81セント(3.5%)上昇した。

チェンバースCEO(60)は、発表文で「当社の卓越した11-1 月期の業績は自社予想を上回った。景気回復の第2局面に入りつつあ ることが鮮明になったとみている」と指摘した。

-- Editors: Ville Heiskanen, Nick Turner

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