米ジャンク債のデフォルト率、1月は10.7%に低下-S&P

米格付け会社スタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)によると、1月の米高利回り・高リスク債のデフ ォルト(債務不履行)率は10.7%と、昨年末の10.9%から低下した。

S&Pのアナリスト、ダイアン・バザ氏らが3日、リポートをま とめた。高利回り債のデフォルト率は、景気全般の遅行指標。

リポートは「米国の信用指標は、信用の質の改善ぶりを示し始め ている。融資状況の好転や、新発高利回り債の回復ぶりも鮮明になっ ている」と指摘した。

S&Pは29日、1年後のデフォルト率見通しを5.0%と、昨年7 -9月期末時点の同見通し(6.9%)から下方修正した。

リポートによると、デフォルト率の低下は景気回復の兆候だが、 高利回り債の発行体も減少しているため、デフォルト件数はなお高水 準にあるという。1月のデフォルト件数は7件。前年同月は14件だっ た。

高利回り債は、ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる 格付けが「Baa3」、同S&Pが「BBB-」をそれぞれ下回る債券。

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