欧州株:2カ月ぶり大幅安、ポルトガルやスペイン株が売りを浴びる

欧州株式相場は下落。2カ月ぶ りの大幅安となった。ポルトガルやスペイン、ギリシャによる財政 赤字削減は厳しいとの懸念が強まったほか、米失業保険申請件数が 予想外に増加したことを嫌気した。

ポルトガルのPSI20指数とスペインのIBEX35指数はとも に15カ月ぶりの大幅下落。スペインの国債入札で政府の借り入れコ ストが上昇したことが背景。欧州の石油大手、英・オランダ系のロ イヤル・ダッチ・シェルも安い。同社の2009年10-12月(第4四 半期)決算への失望から売られた。

ダウ欧州600指数は前日比2.7%安の242.70で終了。11月26日 以来で最大の下落となった。

LGTキャピタル・マネジメント(スイスのプファフィコン) の株式分析部門責任者、マンフレド・ホファー氏は「ギリシャやポ ルトガル、スペインの債務規模が大き過ぎるとの不安が広がってい る」と指摘。「多くの材料が重なっている。中国は経済成長の抑制 を望んでいるほか、ギリシャやポルトガル、スペインの金融危機は 現実が理想的な世界でないことを思い起こさせている」と述べた。

4日の西欧市場では、18カ国のうちアイスランドを除く17カ国 の主要株価指数が下落。ダウ・ユーロ50種指数は前日比3.5%安、 ダウ・欧州50種指数は2.8%値下がり。

シェルが安い

ギリシャのASE指数は3.3%安と、昨年4月以来の安値に落ち 込んだ。ギリシャ国立銀行は7.2%急落。

ロイヤル・ダッチ・シェルは2.5%安。同社は今年従業員を 1000人追加削減し、10億ドルのコストを節減する計画を明らかにし た。

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