スペイン:今年の財政赤字、対GDP比9.8%の見通し-来年は7.5%

【記者:Emma Ross-Thomas】

2月3日(ブルームバーグ):スペイン財務省は、2010年の公共 部門全体の財政赤字が対国内総生産(GDP)比で9.8%になるとの 見通しを明らかにした。同国経済は今年、昨年に続いてマイナス成長 が見込まれている。

同省は3日公表した資料で、財政赤字は13年には同3%まで縮 小すると予測。11年は7.5%、12年は5.3%としている。同資料は 欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会に提出された。

過去60年で最悪のリセッション(景気後退)に伴い、07年には 財政黒字だったスペインは昨年、ギリシャとアイスランドに続くユー ロ圏で3番目の規模の財政赤字国に転落した。スペインの今年の平均 失業率は平均19%と予想されており、この高失業率も財政赤字を拡大 させている。

スペイン政府の成長率見通しは10年がマイナス0.3%、11年が プラス1.8%、13年がプラス3.1%。国際通貨基金(IMF)の13 年予想はプラス1.7%。

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