ブラジル株:3営業日ぶり下落、利上げ観測浮上で住宅建設株安い

3日のブラジル株式相場は3営業 日ぶりに下落した。金融当局が今年、政策金利を引き上げるとの観測 が浮上したことから、住宅建設株や小売株が売られた。

マンテガ財務相は中央銀行に対して利上げ前に預金準備率の引 き上げを求めるとエスタド・ジ・サンパウロ紙が報道したのを受け、 利上げ観測が浮上。PDGレアルティSAエンプレエンジメントス・ エ・パルチシパソンエスなどを中心に住宅建設株が下落した。一方、 石油会社のOGXペトロリオ・ガス・パルチシパソンエスは、アナリ スト予想を上回る量の石油が埋蔵されている可能性があると発表し、 過去4カ月で最大の上昇を演じた。

ボベスパ指数は前日終値をはさんで一進一退の動きが続いた後、 結局前日比0.1%安の67108.56で終了。同指数構成銘柄のうち、値 下がりは39銘柄、値上がりは24銘柄。BM&Fボベスパ小型株指 数は同0.5%高の1161.62。通貨レアルは3日ぶりに下落し、1.2% 安の1ドル=1.852レアル。

野村ホールディングスの中南米ストラテジスト、トニー・ボルポ ン氏(ニューヨーク在勤)は顧客向け電子メールで「この『騒ぎ』に ついて理解するのは難しいが、これほどの動きや『背景説明』、情報 漏れは大抵、金利に多少の変更が差し迫っており、実際に何らかの交 渉が進んでいることを示唆するものだ」と指摘した。

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