2月3日の米国マーケットサマリー:株が反落、ドルは上昇

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。 (表はNY午後4時現在)

為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.3898 1.3965 ドル/円 90.98 90.38 ユーロ/円 126.45 126.21

株 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率 ダウ工業株30種 10,270.55 -26.30 -.3% S&P500種 1,097.28 -6.04 -.5% ナスダック総合指数 2,190.91 +.85 +.0%

債券 直近利回り 前営業日比 米国債2年物 .88% +.02 米国債10年物 3.70% +.06 米国債30年物 4.63% +.07

商品 (中心限月) 終値 前営業日比 変化率 COMEX金 (ドル/オンス) 1,112.00 -6.00 -.54% 原油先物 (ドル/バレル) 76.85 -.38 -.49%

◎外国為替市場

ニューヨーク外国為替市場ではドルが円とユーロに対して上昇。 この日発表された米民間部門の雇用者数純減幅は市場予想とほぼ一 致。2日後に発表の米雇用統計では純増幅が過去2年間で最大にな ると予想されていることから、景気回復への期待が高まった。

ドルは主要16通貨中の14通貨に対して上昇した。ユーロは円 に対して値上がり。欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委 員会のアルムニア委員(経済・通貨担当)が、EUはギリシャの計 画を支持すると表明したことが背景。

みずほコーポレート銀行の通貨セールス担当責任者、ファビア ン・エリアソン氏(ニューヨーク在勤)は「失業率の低下を示すい かなる兆しも景気回復説を裏付ける」と指摘。「こうしたポジティ ブなニュースはドルにとって好材料だ」と述べた。

ニューヨーク時間午後2時23分現在、ドルは対円で前日比

0.8%高の1ドル=91円13銭(前日は同90円38銭)。ドルは対ユ ーロで0.4%高の1ユーロ=1.3909ドル(前日は同1.3965ドル)。 ユーロは対円で0.4%高の1ユーロ=126円73銭。

◎米国株式市場

米国債相場は下落。米民間部門雇用者数の減少幅が市場予想を 下回ったことから、労働省の非農業部門雇用者数の増加を示唆して いるとの観測が広がった。

10年債利回りは2週間ぶり高水準に上昇。給与明細書作成代 行会社のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)エ ンプロイヤー・サービシズが3日発表した給与名簿に基づく集計調 査によると、1月の米民間部門の雇用者数は前月比2万2000人減 少となった。労働省は5日に1月の雇用統計を発表する。

米財務省は、来週実施する四半期入札で中長期債を過去最大に 並ぶ総額810億ドル発行すると発表した上で、これ以上入札規模 を拡大する必要はないとの認識を示した。

モルガン・キーガンの債券セールス・トレーディング・調査責 任者のケビン・ギディス氏は、「ADP民間雇用者の数字は、5日 の非農業部門雇用者数の発表に向けかなり良い予告になった」と指 摘した。

BGキャンター・マーケット・データによると、ニューヨーク 時間午後2時20分現在、10年債利回りは前日比6ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01ポイント)上昇の3.71%と、1月19日 以来の高水準。同年債(表面利率3.375%、2019年11月償還) 価格は1/2下げて97 10/32。

◎金先物市場

ニューヨーク金先物相場は反落。ドルが反発したことで代替投 資先としての金の魅力が薄れ、3日ぶりに下げた。

主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE) のドル指数は一時0.5%上昇。米経済が回復の兆しを見せるなか、 ドル買いが優勢となった。金は前日までの1年間で23%上昇した一 方、ドルは8.2%下落した。

MFグローバルのアナリスト、トム・ポーリッキ氏(シカゴ在 勤)は、「金相場の先行きに対する懸念は、ドルの動きに起因する ものだ」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物4月限は前日比6ドル(0.5%)安の1オンス=1112ドルで取引 を終了。一時は0.8%上昇する場面も見られた。前日までの2営業 日では3.2%上昇していた。

◎原油先物市場

ニューヨーク原油相場は反落。米エネルギー省エネルギー情報 局(EIA)の週間在庫統計によると、製油所の稼働率低下や輸入 増を背景に原油在庫の増加幅が予想を上回った。これを嫌気し、原 油は売りが優勢になった。

29日終了週の原油在庫は前週比232万バレル増加の3億2900 万バレル。ブルームバーグの調査では40万バレルの増加が見込ま れていた。燃料需要が前年の水準を下回り、製油所の稼働率は約1 年ぶりの低水準となった。

エネルギー・コンサルタント会社、プレステージ・エコノミク ス(テキサス州オースティン)のジェイソン・シェンカー社長は、 「原油在庫の増加幅は意外なほど大きかった」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前 日比25セント(0.32%)安の1バレル=76.98ドルで取引を終了。 この日は一時81セント上昇したが、最大で71セント下げる場面も あった。

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参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: ニューヨーク 名子 知子 Tomoko Nago-Kern +1-212-617-2407 tnagokern@bloomberg.net Editor:Akiko Nishimae 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保 義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 okubo1@bloomberg.net

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