FRBの「課題は大きい」-バーナンキ議長、2期目就任宣誓

米連邦準備制度理事会(FRB)の バーナンキ議長は3日行った2期目の議長就任宣誓で、FRBは「極 めて大きな課題」に直面していると述べた。

バーナンキ議長は透明性の向上や中央銀行の独立性保持など、「F RBが抱える課題は米国が直面する試練と同様、極めて大きいものだ」 と語った。FRBが公開したテキストで明らかになった。

米上院で先月実施されたバーナンキ議長(56)の再任承認採決は 賛成70票、反対30票と、1978年に上院が承認採決を開始して以来、 反対票は最多だった。

バーナンキ議長は、FRBは監督の在り方を見直すとともに米国 が「物価安定の環境下での繁栄」を取り戻すことに貢献しなければな らないと指摘。「今回の危機は金融機関や金融市場の規制・監督の弱さ やすき間を露呈した」と述べ、「米経済が二度と金融危機で打ちのめさ れないようにするため、われわれは引き続き全力を尽くしていかねば ならない」と強調した。

同議長はさらに、FRBの独立性によって金融政策は「短期的な 政治的要請に沿うのではなく、米国民の長期的な経済的利益にかなう ものになる」との見解を示し、信頼維持と経済・金融の安定促進には 「FRBの独立性を守り続ける必要がある」と述べた。

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