中南米株:今年のリターンは30%も、経済成長で企業利益拡大-シティ

米銀シティグループのストラテジ ストによると、MSCI・EM・中南米株指数は1月に2008年10 月以来で最大の下げとなったものの、同地域の経済成長が企業収益 を押し上げるなか、今年のリターンは30%になる可能性がある。

シティのストラテジストであるジェフリー・デニス、ジェイソ ン・プレス両氏は、先月「足を引っ張った」ブラジルやペルーの株 式は上昇に転じると予想。ブラジルの失業率は昨年12月に過去最 低の6.8%に並んだが、今後さらに低下が見込まれる。

両氏は1月28日付リポートで、「1月の下落の後、中南米地域 の指数は最終的に新たな上昇サイクルの高値に向けて回復を見せる だろう」とし、今年のリターンが30%となる公算があるとの見方 を示した。

MSCIの中南米指数は、1月に下落した後、その年の年間上 昇率が40%を上回ったことが過去20年間で5回あり、1月の値動 きが残り11カ月に与える影響が薄いことを示唆しているという。

両氏は市場のボラティリティ(変動率)の大きさや、同指数が 昨年98%上昇した後でも、「中南米株にポジティブな見方を継続」 している。経済成長と企業収益の拡大が続くなか、投資家に中南米 株の「押し目買い」を推奨した。

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