野村HD株が反落、10-12月期決算、黒字確保も「市場の期待下回る」

国内証券第1位の野村ホールディン グス(HD)株が反落。一時前日比20円(2.8%)安の685円まで値を 下げた。前日発表した2009年10-12月期決算は黒字を確保したが、市 場では業績の伸び悩みを指摘する声が出ている。

野村HD株は上昇で取引を開始した後、下落に転じた。10-12月期 純利益は公募増資の引き受けなど投資銀行業務が好調で、前年同期の大 幅な赤字から102億円の黒字に転換した。ただ、7-9月期の277億円 からは大幅に減った。売買代金は317億円を超えて東証1部市場で第2 位に膨らんでいる。

クレディ・スイス証券の大野東アナリストは、野村HDの10-12 月期業績について「トップラインに比べて当期純利益が小さいのは一時 的な損失計上によるが、これが不透明要因になっている」と指摘。株価 については「期待が高かった反動」で売りが先行していると分析してい る。

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