1月の米人員削減:前年比70%減、雇用維持の姿勢-チャレンジャー

米企業が1月に発表した人員削減計 画人数は前年同月比70%減と、リセッション(景気後退)の深刻化が 1949年以来の大幅な人員削減につながった昨年の1月から雇用情勢 が改善した。

米人材あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマ ス(シカゴ)が3日発表したリポートによると、1月の人員削減計画 数は7万1482人と、前年同月の24万1749人から減少。2年ぶり低 水準だった昨年12月の4万5094人からは増加した。

経済が30年代以降で最悪の景気後退から回復するなか、企業は 雇用を維持している。米労働省の統計によると、雇用削減のペースは 09年1月の74万1000人から減速している。

ジョン・チャレンジャー最高経営責任者(CEO)は発表文で、 「10年は昨年より確実に良好な出だしとなった」とし、「採用が加速 し始めるのはまだ数カ月先かもしれないが、今のところは雇用主が景 気低迷期に業務を支えた熟練社員の雇用維持に努めている」と指摘し た。

業種別では、1月の削減計画数は小売りと電気通信関連が最も多 かった。

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