Uアローズ株が大幅続伸、秋冬物セールで手法改善-既存店売上高好調

紳士・婦人衣料などを展開するユナ イテッドアローズ株の午前終値が前日比8.1%高の946円と大幅続伸。 手法を工夫した秋冬物セール効果などから、1月の既存店売上高は2カ 月連続で前年同月を上回った。既存店売り上げの回復傾向や在庫効率の 改善などから業績期待が高まっている。

同社が2日に発表した1月の既存店売上高は前年同月比6.2%増と なり、昨年12月の5.3%増からは伸び率が上昇した。メンズではダウ ンジャケットやニット、ウィメンズではロングカーディガンやニットな どが好調だった。

同社計画管理室IRチームの神山雄三マネージャーによると「セー ルは初動の反応こそ良いが、その後の終息も早くなりがち。今年はセー ルのモチベーション低下を防ぐ施策を取り入れたことが効果を上げた」 という。セールでは第1弾に続く第2弾を例年より早く実施し、冬物を 段階的に増やしたほか、同じ品目でも価格を下げたりなどの工夫が販売 好調につながった。

野村証券の鎌田佳美アナリストは「12月に比べて1月は既存店売 り上げが低下する同業他社が多かっただけに、市場では価格帯が高い同 社の売り上げを心配する向きが多かった」と語る。2-3月は1月に比 べて伸び率が鈍化する可能性を示しながらも、「値ごろ感のある商品を 増やしていることから、セールに関係なく客数が取れるようになってく るだろう」と見ていた。

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