CTC株が半年ぶり高値、高収益事業強化で通期業績未達への警戒後退

伊藤忠テクノソリューションズの株 価が前日比8.9%高の3030円まで買われ、昨年8月5日以来約6カ月 ぶりの高値となった。高収益事業の強化方針から、第3四半期(2009年 4-12月期)の連結営業利益は前年同期比58%増と大幅な増益を達成。 通期の会社計画達成に対する過度な警戒感が後退している。

同社が2日に発表した第3四半期連結決算は、売上高が前年同期に 比べて2.4%減となる中で、営業利益は100億8900万円と前年同期(63 億8500万円)に比べて大きく増えた。相対的に収益率の高い保守や運用 などを含むサービスビジネスの獲得を積極化したことで、売上総利益率 が前年同期の25.2%から26.3%へ上昇したことなどが貢献した。営業利 益の通期計画(210億円)は据え置いた。

クレディ・スイス証券の森本展正アナリストは「ビジネスモデル変 革効果と、減少幅が縮小し底入れの兆しがうかがえる受注状況からする と、会社通期計画の達成の可能性は非常に高い」と分析。今回の決算を 受け、「未達懸念から一転して計画達成が今後市場のコンセンサスにな ろう」と評価し、投資判断の「アウトパフォーム」を強調した。

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