アップル共同創業者のトヨタ車にも不具合-リコール対象外のプリウス

米アップルの共同創業者スティー ブ・ウォズニアック氏は、同氏が所有するトヨタ車にドライバーの意 図とは無関係に加速するといった不具合がみられることを明らかにし た。

同氏は2日のインタビューで、トヨタ自動車のプリウス2010年モ デルがクルーズコントロール(自動速度制御装置)使用時に意図せず に加速し、最大で時速156キロに達することがあると述べた。同氏は ソフトウエア関連の欠陥が原因である公算が大きいとみているが、同 氏の苦情に対し、トヨタと米道路交通安全局(NHTSA)からは、 この2カ月間返答がないという。

トヨタのウェブサイトによれば、リコール(無料の回収・修理) 対象台数535万台の中には、アクセルペダルがフロアマットに引っ掛 かる恐れがあるプリウスの04年-09年モデルが含まれる。しかし、 ウォズニアック氏の所有するクルーズコントロール付き10年モデル は対象外だ。

トヨタの広報担当、竹内利理子氏は電話取材に対し、ウォズニア ック氏以外の顧客から、そうした不具合の報告が寄せられたかどうか 知らないと述べた。

ウォズニアック氏(59)は、「わたしの事例が重大かつ緊急である 理由は、それがエレクトロニクスにかかわるからだ。アクセルペダル に足が触れない状態でも、クルーズコントロールの使用時にそれは起 きる」と説明した。

トヨタの米国現地法人、米国トヨタ自動車販売のジム・レンツ社 長は今週の電話会議で、エレクトロニクスが原因である可能性を否定 している。

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