ミネベア株が急伸、10-12月大幅増益で通期業績上振れ期待

極小ベアリング世界トップのミネベ アの株価が4日ぶりに急反発。ベアリングの生産回復などで、第3四半 期(2009年10-12月)の連結営業利益は直前四半期に比べて大幅に増 え、業績が順調に回復していることが確認された。自社株買いも発表し ており、業績回復と需給改善を期待した買いが優勢だ。

株価は前日比8.4%高の506円まで上げ、昨年8月10日以来、半 年ぶりの上昇率を記録した。

同社が2日に発表した10-12月期の営業利益は44億4900万円 (前年同期比1.8%減)と、7-9月期の27億2000万円から64%増加 した。主力のボールベアリングを中心に販売数量が増加したほか、原価 低減効果もあり、売上高営業利益率は同4.7%から7.6%に上昇。これ まで100億-140億円としていた10年3月通期の営業利益計画を、前 期比18%減の110億円にした。

バークレイズ・キャピタル証券の木島努アナリストは、「第3四半 期に比べて第4四半期の営業利益を大幅増加と見込む機械会社が多いな か、同社は横ばいを計画している」ことを挙げ、第3四半期決算を受け て「通期計画の超過達成見通しが強まった」と述べた。

同業のベアリング会社では、NTNが1月29日に業績予想の大幅 下方修正を発表。これを受けてミネベア株もNTN株とともに売られ、 きのうまでの2営業日で2.7%下落した。木島氏によると、「NTNの 業績予想修正を受けてミネベア株をショート(売り持ち)した向きが、 あわてて買い戻しているのがきょうの株高の大きな要因」という。

会社側では発行済株式数の1.29%にあたる500万株を上限とする 自社株買いも発表した。取得期間は2月3日から3月24日。

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