米ワールプールやDRホートンの社債保証コスト、低下-CDS取引

2日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが低下した。 下げを主導したのは白物家電メーカー最大手のワールプールとDR ホートンなどの住宅建設会社。予想より良好な決算発表を受けて、 住宅市場が改善しつつあるとの楽観的観測が高まった。

ワールプールの社債保証コストは4カ月ぶりの大幅な下げ。 2010年の利益見通しが市場予想を上回ったことに加え、09年10- 12月(第4四半期)の利益が2倍余りに拡大したことが寄与した。 収入ベースで米住宅建設2位のDRホートンの第4四半期決算が 07年以来の黒字となったことを受け、同業のビーザー・ホームズ USA、ホブナニアン・エンタープライゼズなどの社債保証コスト も低下した。

バークレイズ・キャピタルによれば、北米の投資適格級企業 125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ 13)のスプレッドはニューヨーク時間午後4時5分(日本時間3日 午前6時5分)現在、2.5ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下の92.5bp。CMAデータビジョンの調べでは、同 指数は一時7週間ぶり高水準に達した後、1月21日以来の低位圏 での取引となった。スプレッド低下は通常、投資家心理の改善を示 す。

CMAのデータでは、ワールプールのCDSスプレッドは11b p低下の111bp。DRホートンは12bp下げて222bpと、下 げ幅は昨年11月5日以来で最大。ビーザー・ホームズは65bp低 下し712bp。ホブナニアンは43bp低下の935bpだった。

JPモルガン・チェースによると、ロンドン市場では投資適格 級の欧州企業125社で構成するマークイットiTraxx欧州指数 のスプレッドが1bp下げて82bp。

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