世銀:中国と共同でアフリカ製造業プロジェクトに投資検討も

世界銀行のゼーリック総裁は2日、 世銀が中国と共同でアフリカの製造業プロジェクトに投資する可能 性を検討する考えを明らかにした。アフリカの貧困国の輸出の付加 価値を高め、雇用を創出する狙いがある。

ゼーリック総裁はエチオピアの首都アジスアベバから参加した テレビ会議で、中国はインフラ建設の専門技術や、自らを世界の製 造業の中心に押し上げた貴重な経験を伝えることができると語った。

同総裁は「中国がサハラ以南のアフリカ諸国に投資することを 歓迎する」と述べた上で、「インフラ建設や新規雇用の創出のほか、 恐らく製造業分野で新たな投資機会を幾つか生む可能性があるだろ う」と指摘した。

世銀のカントリー・ディレクター、ヨハネス・ズット氏によれ ば、アフリカのインフラ需要は「膨大」で、向こう10年間に必要な 資金は年間推定930億ドル(約8兆4100億円)と現在の約430億 ドルから拡大する見通し。「開発パートナーにとって投資の余地は多 く残されている」との見方を示した。

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