中国の招商銀行と中信銀行を「D」に格下げ-フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティ ングスは、時価総額で中国5位の金融機関、招商銀行と中国最大の 投資会社、中信集団の銀行部門である中信銀行(Citic銀行) の格付けをともに「C/D」から「D」に引き下げた。

フィッチは発表資料で、両社の格下げについて、資本の「著し い悪化」を理由に挙げた。また、中国のほかの14行の格付けは据え 置きとした。

フィッチの発表資料によると、同社の銀行格付け中国責任者、 シャーリーン・チュー氏(北京在勤)は、「この1年間、中国のす べての銀行がある程度圧迫を受けたが、招商銀行と中信銀行の業績 の悪化は特に目立っている」と指摘した。

中国では2009年の新規融資額が過去最高の9兆5900億元に達し たことを受けて、規制当局が新規融資の抑制に踏み切った。BNP パリバの試算によると、中国の上場銀大手11行が自己資本比率を 12%に維持するには、合計で最大3680億元の資金調達が必要となる。

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